春の切符を懸けた戦いの火ぶたが切られる。来春センバツ出場校の重要参考資料となる秋季東北大会(宮城)が20日に開幕。東北の雄・仙台育英(宮城1位)が大会3連覇を目指す。

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須江監督! いつでも期待に応えます! 打のキーマンとなる根岸慶外野手(2年)が1打席勝負に懸ける覚悟を示した。「自分は緊迫した場面で代打起用の可能性がある。持ち味は積極性。初球から振っていきたい」。6種類のティー打撃で汗を流すなど、1球1球に意義を持たせ、バットを振り込み続ける。「調子は乗ってきていて、ボールとのタイミングも合っている。いつでも試合に出られるように準備は怠らない」と気持ちを引き締めた。