花巻東(岩手)・佐々木麟太郎内野手(1年)が、全国大会デビュー戦で高校通算48号となる先制ソロに2犠飛で3打点の活躍。視察したプロのスカウト陣からは、驚きと称賛の声が続いた。

西武前田編成グループ育成・アマチュア担当チーフは「ビックリしました。スケールが大きく末恐ろしい。大観衆の中でも初打席から結果を出す。注文をつけるところがない。このまま大きく育って欲しいですね」と目を丸めた。

巨人水野スカウト部長も「清宮(現日本ハム)の(高校通算本塁打)記録を抜くのでは。順調に育っていけば、ドラフト1位になるだけのものを感じました」と期待を込めて話した。

担当スカウトとして追っているDeNA欠端スカウトは「ヘッドが立っていて、スイングスピードが速いから打球が上がる。ドカベンみたい。いや、ドカベン以上かな。守備もうまくなっている。ハンドリングがいい」と不朽の野球漫画のスラッガー山田太郎になぞらえ、評価した。

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