第104回全国高校野球選手権千葉大会(7月9日開幕)の組み合わせ抽選会が23日、県内で行われた。

07年夏以来の甲子園を目指す市船橋は、7月12日にZOZOマリンで桜林-検見川の勝者と対戦。検見川は今春の県大会2回戦で対戦し、10-3で勝利している。宮栄太朗主将(3年)は「抽選を終えて気持ちが入った」と引き締まった表情を見せた。

春の県大会では、準々決勝の東京学館戦、決勝の銚子商戦で完封勝ち。右腕の坂本崇斗投手と左腕の森本哲星投手(ともに3年)のWエースの力投で、28年ぶりの春優勝に導いた。しかし関東大会では、初戦で山村学園(埼玉)に2-12で7回コールド負け。投打に課題を残した。

「自分たちは弱いと思っている。謙虚に、直向きに戦いたい」。春王者が挑戦者の心で、15年ぶり6度目の夏の甲子園を狙う。