第104回全国高校野球選手権神奈川大会が9日、横浜スタジアムで開幕。3年ぶりの開会式が行われ、大和西・菅井友稀主将(3年)が選手宣誓の大役を果たした。

開会式はグラウンドに各校2人の選手が参加。他の選手たちはスタンドから見守った。

選手宣誓では、野球伝来150周年の記念すべき年への感謝に触れつつ、新型コロナウイルスの影響を受けながらも奮闘した3年間への思いを話した。

「私たちには強さがあります。全員がコロナ禍で始まった、高校野球。活動が制限された中で練習を重ね、努力した人がこの場に集まっています。今までの努力の成果と思いを全力でぶつける。そんな野球をすることを、ここに誓います」。堂々と話しきると、球場全体から拍手を受けた。

大役を終えた菅井主将は自己採点を問われ、「99点です。1点は練習通りの言葉ではなかったので。伝えられたのは良かったんですけど、そこも伝えられたらなと」と笑顔をみせた。夏の目標は3回戦突破。10日に荏田との初戦に向け「勝ちます。1戦1戦しっかりと攻めていきたい」と力を込めた。

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