第2シードの横浜商大高がノーシードの日大高に敗れた。八木沢辰巳監督(50)は「監督自身、もう少しつなぐ意識を持って打線を動かすことができれば、最後に追い詰めることが出来たと思う。彼らに申し訳ない」と話した。

先発した背番号「1」の最速143キロ右腕、浜田大翔投手(3年)は8回4失点と粘投。打線も日大高投手陣を相手に、9安打を放ったが、あと一打が出なかった。3回途中から2番手で登板した左腕の永谷陽投手(2年)と、9回途中から3番手で登板した増島漣投手(2年)を前に無得点に打ち取られた。

1-4と3点ビハインドの8回には2死満塁。続く9回は無死一、二塁と好機をつくったが、得点にはつなげられなかった。八木沢監督は「再三チャンスを作って得点につなげられなかったことが悔しい」と振り返った。昨秋4強、今春8強の実力校が、2年連続で3回戦の壁に阻まれた。

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