聖隷クリストファーが、第1シードの今春東海王者を退けた。4-4の6回裏2死満塁、小出晴希外野手(3年)が走者一掃の左越え3点二塁打。失策も絡んで4点を挙げ、勝ち越した。8回にも2点を追加。先発の今久留主倭(やまと)投手(2年)と山内玄基投手(1年)のリレーで相手の反撃を5点に抑え、3回戦進出を決めた。春夏通じて初の甲子園出場を目指し、1回戦の静岡市立戦(3○2)から2連勝。20日の3回戦では、浜松城北工と対する。

昨秋の東海大会で準優勝したが、今春のセンバツ出場校に選ばれなかった。選考方法を巡り、議論がわき上がっていた。

浜松開誠館は今春、西部地区予選から公式戦で10連勝し、東海大会初優勝を飾っていた。春季県大会優勝の第1シード校が、夏の県大会で初戦敗退するのは、40年ぶりの屈辱になった。

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