第2シードの東海大相模が、初戦から2戦連続の7回コールド勝ちとした。

夏初登板の最速142キロ右腕、子安秀弥投手(2年)が4安打9奪三振無失点の堂々たる投球。2回2死三塁、4回1死一、二塁、5回無死一、二塁からの3者連続など、走者を背負うと三振で締めた。「ピンチの時のストレートには自信があります。三振を取りにいきました」と狙って取った。

強気な投球が持ち味で、エンゼルス大谷の「ピンチになったらギアを上げる気持ち」が理想という。昨年9月に就任した元巨人の原俊介監督(44)は「5回までいければいいと思ってましたが『まだ大丈夫です』と頼もしかった。いいピッチングでした」とたたえた。