第1シードの桐蔭学園がノーシードの慶応に敗れ、4回戦で姿を消した。

1発に泣いた。4点差を追いつき、4-4と同点で迎えた6回無死。2番手の宇田川怜王投手(3年)が、相手8番の吉開鉄朗捕手(3年)に左翼越えのソロ本塁打を浴び、勝ち越しを許した。

打線は3点を追う9回2死一、三塁、2番の上笹恭吾内野手(3年)が右前適時打を放ち1点を返したが、続く小林啓剛外野手(3年)が遊ゴロに倒れ、ゲームセット。

相沢白虎主将(3年)は涙ながらに「1回から4回まで簡単に打ち上げてしまった。それでもうまく修正して、いい試合は出来たと思います」と振り返った。

夏は2年連続で慶応の前に散った。同カードは昨夏1回戦、今春3回戦に引き続き、この1年で3度目の対戦。過去の成績は1勝1敗。どちらもスコアは5-4だった。

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