昨夏準優勝の横浜創学館が第1シードの横浜商を破り、2年連続の8強入りを決めた。

投手陣の奮闘が光った。先発の「背番号7」、佐藤陽大投手(3年)が4回を3安打1失点。横浜商打線相手に「結構振ってくる打線だった。それでもストレートには自信があったので」と、最速138キロ右腕は直球を押す投球で試合を作った。

5回からマウンドに上がった2番手の「背番号1」、遠藤稔平投手(3年)は5回を6安打無失点。7回以外は毎回得点圏に走者を許す展開だったが、得意のチェンジアップなど緩急を駆使し、無四球でスコアボードに0を並べ「サードの真田が『自信を持って投げ込めば大丈夫』と自信を持たせてくれた。ミットを目がけて強く投げ込みました」とまっすぐな目で振り返った。

次戦は横浜スタジアムで三浦学苑と4強入りをかけて戦う。遠藤は「ハマスタで投げたことがないので球場の雰囲気がわからないが、自分のやることは変わらない。次の試合も自分通りの試合が出来るように、精いっぱいやりたい」と力を込めた。