北海の2連覇はならなかった。初回1死二塁から先発の熊谷が3連打を浴び2失点。5回までに0-9と突き放されると、7回には打者15人の猛攻を受け大量10点を許した。

北海の夏の予選の19失点は北海中時代の1934年(昭9)準決勝(札幌商戦)の15失点を超えるワースト。井尻主将は「1点ずつ1点ずつとみんなで声を掛け合っていたが、3回に2点を取られたときに相手の気迫のすごさを感じた。こんな点差で負けるのは悔しすぎる。人生の糧にしたい」と話した。

●北海・平川敦監督(51) 初回に先頭打者を四球で出したのがすべて。何とか流れを変えたかったが。力がなかったということ。