春夏連続甲子園を目指す大島が、7回コールド勝ちで夏初王手だ。

初決勝を目指した国分中央を投打に圧倒。24日決勝で、樟南と並ぶ県勢最多20度目の夏甲子園を狙う名門、鹿児島実と対戦する。

プロ注目の最速146キロ左腕、大野稼頭央投手(3年)が、7回5安打無失点、毎回の13奪三振で、離島勢初の決勝進出に貢献した。

最後の打者を、13個目となる143キロ三振で締めた。最後まで絶妙の制球、緩急で翻弄(ほんろう)した。

1回2死一塁から、回をまたぐ3回2死まで6者連続など13奪三振の快投を見せた。2回2死では、相手8番をこの日最速145キロで空振り三振に打ち取った。

5回の先頭打者に初ヒットを許した。だが、4回まで出したランナーは2四球でのみで、9奪三振の無安打、無失点ペースだった。

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