札幌大谷が初の決勝に進出した。初回1死三塁から、3番天野凰介外野手(3年)の中前適時打で先制。2、3回にも1点ずつを加えると4回には2死二、三塁から2番樹神(こだま)瑠生内野手(2年)が中前に2点適時打を放つなど、計4得点。最速151キロの苫小牧中央エース斉藤優汰投手(3年)を攻略した。

先発全員安打で3戦連続2ケタ得点。船尾隆広監督(51)は「この代は球速の速い投手がたくさんいるので新チームスタートのときから、そういう取り組みはしてきた。大振りしないことが、いい結果につながったのでは」と話した。

春は19年センバツ出場も夏の甲子園出場はない。初の南北海道大会制覇へ4安打3打点の樹神は「まだ先輩たちと野球ができてうれしい。気を抜かずに次の試合にも臨みたい」と意気込んだ。

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