東海大相模は横浜との熱戦の末にサヨナラで敗れ、3年ぶりの夏甲子園出場はかなわなかった。昨年9月に就任した元巨人の原俊介監督(44)は、初の夏神奈川大会で準優勝の結果となり「神奈川のレベルは高かった。横浜の粘りは強く、東海大相模としてさらに上を目指さないといけない」と言葉を絞り出した。

打線が相手2年生左腕・杉山遥希投手にタイミングを崩され、2安打無得点。今大会準決勝までの6試合で48得点の強力打線が沈黙した。

21年春にセンバツ優勝。春夏連覇をかけた昨夏は神奈川大会で準々決勝進出も、部内で新型コロナウイルスの感染が分かり、大会中に無念の出場辞退となった。昨夏の思いも背負って戦った大会だった。

【今大会の結果】

決勝 0-1横浜

準決勝 6-2横浜創学館

準々決勝 9-0慶応

5回戦 15-0藤沢西(5回コールド)

4回戦 3-0平塚学園

3回戦 7-0慶応藤沢(7回コールド)

2回戦 8-1麻溝台(7回コールド)