秋季高校野球宮城県大会の組み合わせ抽選会が26日に行われ、夏の甲子園優勝の仙台育英は第1シードで9月16日に登米総合産と古川黎明(れいめい)の勝者と初戦を迎える。

大旗白河越えの歓喜からわずか4日。余韻もつかの間、来春センバツを目指す戦いが始まる。新チームは選手の疲労を考慮し、9月以降に始動するという。新主将もまだ決まっていない。83年の池田(徳島)以来、史上5校目の夏春連覇の大偉業ももかかるが、須江監督は「優勝したのは前のチーム。地に足をつけながら、一戦必勝で勝ち上がっていきたい」と意気込んだ。

昨年に続き、例年行ってきた各地区予選は中止で、県大会トーナメント方式で66校60チームが参加する。上位3校に与えられる来春センバツの重要参考資料となる秋季東北大会(10月10日開幕、山形)の出場権を争う。