日本がメキシコを4-1で振り切り、1次リーグ2連勝とした。

今秋のドラフト1位候補、浅野翔吾外野手(高松商)は3-0の5回に先頭で高校通算68号となるソロ。カウント2-2からメキシコの左腕の速球を捉え、左翼席中段に突き刺した。「少し大振りになっていたのでコンパクトなスイングを心がけていました。外国人投手に対応できるようにトップを上の位置にして上からたたくようなイメージで打っています」。木製バットでは初のアーチで、「これまで木製バットで打った中で一番良い当たりで打てました」と胸を張った。

浅野の本塁打は8月18日の甲子園大会の準々決勝以来。現在は高校日本代表でともに戦う山田陽翔投手(近江)からバックスクリーンへ2ランを運んでいた。

初戦のイタリア戦でも2安打を放っており、世代NO・1のスラッガーが高校日本代表でも1番打者としてチームをけん引している。

日本は11日(日本時間12日)にパナマと対戦する。