2番手で救援し、3回1安打無失点3奪三振と好投した大阪桐蔭・川原嗣貴投手(3年)が、最優秀投手賞に選出された。

16日のオランダ戦でも5回3安打無失点。米国の硬いマウンドに合わせ、リリースポイントを修正するクレバーさで好投を引き出した。「バックが守ってくれたので、自分の力だけじゃない。この経験を次のステージに生かしたい。自信にもなりますし、いい形で終われたのは大きいと思います」。今後の進路は未定だが、身長188センチの大型右腕が、今夏の甲子園出場当時よりも、着実にレベルアップしたことは間違いない。