浦和学院(埼玉2位)は横浜(神奈川1位)に敗れ、初戦敗退。来春のセンバツ出場は絶望的となった。

初回、先発の伊藤充輝投手(2年)が安打と死球で1死一、二塁のピンチを招き、いきなり1点を失った。伊藤は4回までに5つの四死球を出すなど制球に苦しんだが、粘りの投球。その後は追加点を許さず、4回1失点でマウンドを降りた。

5回からは、田中樹人投手(2年)が2番手で登板した。こちらも先頭から四球、遊撃手の失策でいきなり無死一、三塁のピンチ。ここで横浜の萩宗久外野手(2年)に右前適時打を打たれ、手痛い追加点を許した。

終わってみればこの2点が重くのしかかった。打線は横浜の先発・杉山遥希投手(2年)から決定打を打てず、0封負けを喫した。

試合後、森大監督(31)は「県大会から3週間、左投手の対策をしてきたが、チャンスで1本出なかった」と打撃面を課題に挙げた。その一方で「入れ替わりが激しい中で良くここまできた」と選手をねぎらった。

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