東邦(東海・愛知)は、初戦で姿を消した。

山田祐輔監督は「大阪桐蔭さんのレベルの高さを痛感できた。1球への集中力や、1つのミスをしたら突かれる。全国で戦うには、ミスを少なくすることが大事だと感じた」と話した。

1点を追う3回、中村騎士(ないと)内野手(2年)が139キロ高めをとらえて左翼スタンドへ運び、同点に追いついた。しかしその後、大阪桐蔭のエース前田悠伍投手(2年)から追加点を奪えなかった。

最速149キロ右腕のエース宮国凌空(りく)投手(2年)が先発。1-1に追いついた直後の4回に大阪桐蔭打線につかまり、打者一巡で5失点。5回を被安打10の6失点(自責5)、100球でマウンドを降りた。宮国は「投げミスをヒットにされた。実力不足だと思う。1球の大切さを、この試合で改めて感じた」と振り返った。

4番の中日石川昂弥の弟、瑛貴(てるき)主将(2年)は、4打数無安打に終わった。仮想前田で、左投手に近くから投げてもらい対策をしてきたが「初回からヒットは出たけど、前田投手は落ち着いていて、つけ込むことができなかった」と話した。

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