第95回選抜高校野球大会(18日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が10日、4年ぶりに対面で実施され、出場36校の対戦カードが決まった。センバツ初出場の能代松陽(秋田)は21日の大会第4日の第1試合で、石橋(栃木)と対戦する。

11年ぶり4度目の挑戦となった昨夏の甲子園では、東北勢で唯一の初戦敗退。現校名初の「聖地1勝」はつかめなかった。

悔しさを糧に、昨秋の東北大会では公立校唯一の4強入り。準決勝では、昨夏覇者の仙台育英(宮城)に1-2で惜敗も、接戦を繰り広げた。着実な成長曲線を描く能代松陽が、センバツでの「初勝利」と現校名初の「聖地1勝」をつかみに行く。