東北の佐藤洋監督(60)が試合後、問題提起した。山梨学院との初回、金子和志内野手(3年)が遊失で出塁。一塁ベース上でペッパーミル・パフォーマンスを行ったところ、このイニングが終わると一塁塁審がベンチに駆け寄り「パフォーマンスはダメです」と注意されたという。

日本高野連はこの件について以下のようにコメントを出した。

「高校野球としては、不要なパフォーマンスやジェスチャーは従来より慎むようお願いしてきました。試合を楽しみたいという選手の気持ちは理解できますが、プレーで楽しんでほしいというのが当連盟の考え方です」

◆ペッパーミル・パフォーマンス 侍ジャパンのヌートバーが、所属するMLBカージナルスで行っているコショウをひくポーズ。「粘り強くやる」などの意味が込められている。WBCでも塁上でパフォーマンスし、ナインを鼓舞。大谷ら他選手にも浸透している。