報徳学園(兵庫)が高崎健康福祉大高崎(群馬)を破り、春の甲子園で6年ぶりの白星を挙げた。同校は甲子園61勝目。

1回に1点を先制されたが2回、2死満塁から3連続押し出し四球を選び逆転。4回にはプロ注目の3番堀柊那捕手(3年)の適時打などで2点を加えた。3点差に迫られた8回は4番石野蓮授外野手(3年)が左翼ポール際へ大会第2号となる2ランを放った。

先発の盛田智矢(3年)は1回に1点を失ったが2回以降立ち直った。7回に1点を奪われたが8回を2失点。9回は間木歩(2年)が無失点に抑えた。

高崎健康福祉大高崎は先発の小玉湧斗(3年)が2回、まさかの3連続押し出し四球。自慢の機動力も今ひとつ発揮できず、春夏8度目の甲子園で初めての初戦敗退となった。