優勝まであと2勝!山梨学院が、春夏を通じて初の4強入りを決めた。作新学院(栃木)との関東対決を12-3で制した。4戦連続で先発したエース林謙吾投手(3年)は、安定した投球で8回を3失点。県勢では市川(現青洲)が「ミラクル市川」として全国に名をはせた91年春以来の4強。初の決勝進出、そして頂点へ、一戦必勝で向かう。

◆山梨県勢の4強 山梨学院が春夏を通じて初の4強。県勢のセンバツ4強は91年市川以来。過去の準決勝は春夏通算7戦7敗の山梨県勢だが、初の準決勝突破なるか。

◆林が4勝目 山梨学院・林が今大会4勝目。山梨県勢の投手が1大会で4勝したのはセンバツ初。夏の大会を含めても12年夏の神原友(東海大甲府=4勝)に並ぶ最多。

◆大会初の2桁得点 山梨学院が今大会全チームを通じて初の2桁得点。開幕29試合目で初の2桁得点は74年(全29試合で2桁得点なし)以来の遅い記録。