報徳学園の林純司内野手(3年)が中学時代にバッテリーを組んだ大阪桐蔭・前田悠伍投手(3年)から安打を放って、決勝進出へ弾みをつけた。

前田とは湖北ボーイズ時代にバッテリーを組んだ間柄。「構えたところにしっかり投げてくるので、やってて楽しかった」という元パートナーとの対戦だった。2点をリードした8回2死一塁。カウント1-2から137キロ直球を左前にはじき返した。「まっすぐに振り負けずにいけたのはいいですけど、まだ、前田は本調子じゃないと思う。そこはまだ満足せず。夏もまた戦いたいです」と勝負に勝ったことを喜びつつ、夏の再戦を願った。

昨秋近畿大会決勝で初対戦し、「変化球とか真っすぐのキレとか、手元の伸びを感じた」とバッターボックスに立ったときの感覚は予習済みだった。

前田と対戦する前の7回の打席では、無死二、三塁から大阪桐蔭先発の南恒誠投手(3年)と対戦し、左翼へ2点適時二塁打で1点差に詰め寄る一打を放っていた。

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