能登川は1年生2人の活躍で単独チームとして12年ぶりの夏1勝を7回コールドゲームで飾った。
先発した背番号1の中村啓人投手(1年)は4回を2安打無失点、3奪三振とゲームメーク。2回2死二、三塁、3回1死一、二塁のピンチには、100キロ前後のカーブを主体に守山を封じた。「ピンチも作ったので80点。自分にできることを精いっぱいやろうと思っていました」と振り返る。
打っては同じく1年生の5番・武重絢大(けんと)外野手が2安打3打点の活躍。1-0の3回には左前適時打で追加点を挙げ、5回に右越えの適時三塁打、6回にも左犠飛を放った。長打が強みの武重は毎日1時間行うマシン打撃の成果が出た。「1年生で出させてもらっているので自分にできることをしっかりやろうと思って試合に臨みました。打ってチームを助けたかった」と笑みがこぼれた。
2人は上級生の気遣いにも感謝した。中村は「先輩が声をかけてくれたので投げ切れました」。武重も「(試合前に)緊張すんなと言ってもらって楽になりました。エラーしても『大丈夫』と励ましてくれる優しい先輩方なので少しでも一緒に野球がしたいです」と、頼れる上級生と1日でも長い夏を目指す。
2回戦は16日に草津と対戦。次戦に向け中村は「全力でいきます」。武重も「より強い相手になるけど今日みたいにしっかり打ちたい」と力強く意気込んだ。1年生の活躍で能登川が勢いに乗っていく。【村松万里子】

