第1シード聖光学院は、学法福島を10ー0の5回コールドで下し、準々決勝進出を決めた。

聖光学院先発の星名竜真投手(3年)が、2戦合計37得点の学法福島を5回4安打完封。打線も奮闘し9安打10得点の猛攻で相手を圧倒した。

「打線は水物。気負わずにフラットに入れた」。今夏、脅威の打撃力で勝ち上がってきた学法福島打線を相手に杉山由朗捕手(3年)が冷静なリードをみせた。「序盤は、インコースに反応され苦しんだが、内野に助けられた。星名の持ち味である、打たせて取る投球を引き出せた」と振り返った。

杉山は打撃でもチームに貢献。5回1死満塁、コールドゲームを決める左翼線への適時二塁打を含む4打数3安打4打点の活躍。「追い込まれてからも変化球に対応し、甘いコースを確実に仕留められている」と好調の要因を語った。

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