高校通算140本塁打の佐々木麟太郎内野手(3年)を擁する花巻東(岩手)が明日8日、夏の甲子園初戦を迎える。7日午前は兵庫県内で宇部鴻城(山口)戦に向けたチーム練習を2時間行った。シート打撃で4打数3安打をマークしたスラッガーの調子も上々。「大事な初戦なので、勝つことだけをしっかり考えながら自分たちのベストを尽くすことが大事だと思う。しっかり準備したい」と気を引き締めた。
先月の岩手大会では背中の張りに悩まされ、本調子ではなかった。それでも、日を重ねるごとに万全な状態に近づいている。関西入り直後は「県大会のときよりは全然まし」と話していたが、現在はさらに前進。「しっかり初戦まで練習もできましたし、体のケアの環境も整っていて、今の状況は悪くないと思っている」と受け止める。
対峙(たいじ)する宇部鴻城のエース浅田真樹(3年)は横手投げで、組み合わせ抽選会後はサイド対策に重点を置いて練習してきた。「どんなゲーム展開になろうとも勝つことだけ。最終的に何点取られても取り返して勝てばいい。対策も十分できていると思う」と佐々木麟。攻略に自信を示し、打ち勝つつもりだ。
自身にとって甲子園初出場となった昨春センバツは、4打数無安打でチームも初戦敗退した。野球ファンからは聖地初アーチへの期待がかかる。「本塁打を打てるかどうかは結果なので分からないですけど、自分自身もそのためのベストスイングはしっかりしたい」と誓った。

