日本が地元・台湾を逆転で下して、史上初の世界一に立った。

初回、先発の前田悠伍投手(3年=大阪桐蔭)が今大会初失点で先制を許したが、その後は立ち直った。スコアボードに0を並べて打線の援護を待った。

すると4回。1死一、三塁から高中一樹内野手(3年=聖光学院)がセーフティースクイズを成功。三塁手が一塁に悪送球し、一塁走者の丸田湊斗外野手(3年=慶応)も一気に生還して2点を奪って逆転した。

その後は再逆転を許さず。悲願の世界一。球場は地元・台湾のファンが埋めてほぼ満員だったが、完全アウェーの中、侍ジャパンが歓喜の中心に立った。