高崎健康福祉大高崎(群馬)が、春夏通じて初の甲子園優勝を果たした。

報徳学園(兵庫)とのセンバツ決勝は1回に2点を先制されるも、逆転勝利。かつて“機動破壊”で注目を浴びたチームは、低反発バットが導入された今大会で強い適時打を重ねるほど進化した。野球愛好会の顧問からスタートした青柳博文監督(51)は涙。群馬県勢はセンバツ初優勝で、競り負けた報徳学園は戦後初の2年連続準優勝に終わった。

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エース佐藤龍月投手(2年)(好救援で今大会22イニング連続無失点)「(準々決勝で左手中指の血マメがつぶれ)指の痛みもあったけど、最後は気持ちで投げた。石垣は心強かった」

【センバツ】健大高崎が群馬県勢初の春制覇 報徳学園、2年連続準優勝/詳細