<高校野球三重大会:津西15-13近大高専>◇28日◇準決勝

 津西が両チーム合わせて32安打の乱打戦を制して初の決勝に駒を進めた。3点ビハインドの8回に1点差にまで追い上げると、2死満塁から4番稲垣勇樹内野手(3年)が逆転の満塁弾を左翼席に突き刺した。「打った瞬間、手応えはあった。それ以上のことは覚えていません」。殊勲打を放ったヒーローは興奮気味に話した。