<全国高校野球選手権:関西8-3如水館>◇17日◇準々決勝

 関西(岡山)が如水館(広島)との隣県対決を制し初の準決勝進出を決めた。5回表に2-2同点に追いつかれたが、その裏敵失などで4点を勝ち越した。守っては水原浩登(3年)から堅田裕太(3年)の継投で、如水館の反撃をかわした。

 これまでセンバツでは準決勝進出が2度あるが夏は初めて。87年に準々決勝で敗れた江浦滋泰監督は「投打ともにこのチームの方ががレベルが上。自分たちの力を出し切ってくれたのが何よりうれしい」と頼もしい後輩たちに目を細めた。

 19日の準決勝では習志野(千葉)と日大三(西東京)の勝者と対戦する。