<高校野球熊本大会:済々黌1-0九州学院>◇24日◇準決勝◇藤崎台県営野球場

 今春のセンバツに出場した九州学院が完封負けで、2季連続の甲子園出場はならなかった。エース大塚尚仁(3年)は、最速142キロをマークした力の投球で5安打1失点。しかし、看板の打線が済々黌の2年生左腕、大竹耕太郎を打てない。8回に1死満塁と攻め立てるが、4番の萩原英之主将(3年)が三邪飛に倒れてチャンスを逃し、そのまま押し切られた。坂井宏安監督(55)は「大竹君にいい投球をされました」と話した。