<全国高校野球選手権:鳴門12-5星稜>◇10日◇1回戦

 星稜(石川)の背番号「10」加藤峻平内野手(3年)が途中出場した。試合後半に一塁の守備に就き、8回に回ってきた初打席で中前にクリーンヒットを放った。

 同選手の父は星稜OB。1979年(昭54)の夏の甲子園に出場した。8月16日に行われた伝説の箕島-星稜戦で、勝利目前の延長16回裏2死から一邪飛を落球してドラマを演出してしまった加藤直樹一塁手。

 9回の第2打席は空振り三振に倒れた。

 星稜は5-12で敗れ初戦で涙をのんだ。