<全国高校野球選手権:富山第一5-0秋田商>◇14日◇2回戦

 初出場の富山第一が初戦を突破した。

 5回に黒田奨貴内野手(3年)の犠飛で1点を先制し、3-0の8回には高森啓之捕手(同)の適時打でダメ押し。エース宮本幸治(3年)が秋田商打線に7安打を打たれながらも得点を許さず、完封した。12安打を放った攻撃に、黒田学監督(32)は「相手の投球に打ち負けない、貪欲に次の塁を取るといった野球を目指してきた。うちらしい攻撃ができたと思う。甲子園で歌う校歌は本当にいいものでした」と声を弾ませた。