<全国高校野球選手権:大阪桐蔭4-3日川>◇14日◇2回戦

 県立の日川(山梨)が、延長10回サヨナラ負けで、金星を逃した。

 先発の背番号「11」、三枝龍史投手(3年)が、スライダー、フォークを軸に6回途中まで2失点(自責0)と好投すると、2番手で登板した「山梨のダルビッシュ」山田基樹投手(3年)が粘り、昨夏優勝の大阪桐蔭を苦しめた。

 打撃陣も1点を追う9回無死一塁から強攻策で、同点のきっかけを作るなど、積極的な攻撃で粘った。

 池谷公雄監督(51)は「うちのチームはうちのチームなりに、こういうチームと戦うための気持ちを作ってきた」と、強豪私立に立ち向かった。