<高校野球宮城大会:東陵11-4古川工>◇6日◇1回戦◇蔵王球場

 今春のセンバツに出場した東陵が、6回に11者連続得点を記録した。

 先頭の1番山崎誠悟主将(3年)から連続四球で塁を埋め、3番相沢一寿(3年)の左前適時打で1点をかえすと、その後は3連打や四死球と相手失策を絡めて、打者一巡した2番工藤翔(かける=3年)まで1死も許さず11人が続けて生還した。

 この回は打者16人の猛攻で、負けムードの4点差を一気に逆転し、7回コールドで優勝候補の貫禄を示した。千葉亮輔監督(43)は「こんなゲームもあるんだね。まさかあんなに点数が入るとは」と驚いていた。