<高校野球岩手大会:釜石7-2前沢>◇16日◇2回戦◇花巻球場

 釜石の双子選手、藤井雄聖外野手、雄大内野手(3年)がともに2安打を放ち、前沢を7-2で破る原動力になった。

 兄雄聖は5回裏に人生初のランニングホームランを決めると、感極まってうれし泣き。「緊迫した中での先制点を取れたし、自分にとってもうれしいものだった」と喜んだ。

 その回、9番を打つ弟雄大も「兄にいい刺激を受けた。打ってやろう」と中前打を打ち、1番三浦のタイムリーで生還。2人で先制の2点に絡み、チームを勢いづけた。