ドジャース黒田博樹投手(33)や元巨人元木大介氏(37=野球評論家)らの恩師で、上宮太子(大阪)の山上烈(いさお)監督(60)が勇退することが28日、分かった。鶴田充功(みつのり)野球部長(40)が新監督に就任する。

 山上監督は上宮(大阪)監督時代の89年、元木らを率いて春夏連続で甲子園に出場。春は準優勝し、夏は8強入りした。同校を退任後、99年からは98年創部の上宮太子監督に就任し、1、2年だけのチームで夏の大阪大会決勝まで進出。翌00年には選抜大会出場を果たした。今後は総監督の立場で教え子の鶴田新監督を支える。