6日開幕の全国高校野球に出場する静岡ナインが2日、JR静岡駅から甲子園に向けて出発した。午前中に練習をすませ、午後からは県庁、静岡市役所を表敬訪問した。川勝平太知事(62)静岡0Bで78年の出場時には甲子園の応援席にいたという田辺信宏市長(49)からそれぞれ、熱のこもった激励を受けた。新幹線に乗り込む前に静岡駅で行われた出発式では、さらに刺激を受けた。式には市内13校の主将が集合。静岡商・浅野秀哉主将(3年)は「118校の代表。負けたチームの分も自分たちの野球をやってほしい」。花束を受け取った静岡・佐野健太主将(3年)は「直接声を掛けられると、重みを感じます。がんばります」と声を弾ませた。