<高校野球兵庫大会:神戸国際大付2-0豊岡>◇18日◇3回戦◇神戸総第2

 神戸国際大付・小松蒼馬投手(3年)が無安打無得点試合を達成した。27アウトの内訳は三振7、内野ゴロ8(1併殺含む)、内野フライ2(邪飛含む)、内野ライナー1、外野フライ5(邪飛含む)、けん制死1、走塁死1、犠打1。

 この春、上手から横手投げにフォームを改造。直後の練習試合でも無安打無得点を達成していた。兵庫大会開幕を控えた4日の練習試合では、昨夏から2季連続で甲子園に出場した智弁学園(奈良)に5回を1失点。手応えをつかみ、最後の夏に挑んでいた。

 小松は「自分の投球が出来ました」と笑顔を見せた。快投を見守った青木尚龍監督(48)は「上手では思うように投げられていなかったが、横手に変えて両サイドに力のある球が決まるようになった。今日もコントロールよく投げられていたし、スピードも140キロそこそこ出ていたと思う」と、エースの快投に目を細めていた。