<高校野球鹿児島大会>◇1回戦◇29日

 鹿児島南が5回コールド16-0で初出場の鹿児島修学館を下した。初回、4番山下祐輔(3年)の満塁ランニングホームランで4点を先制。2回以降も毎回得点し、4回には打者一巡で6点を奪った。投げては2年生右腕、栗牧一樹が5回参考ながら10奪三振で完全試合を記録した。

 岩元敏明監督(38)は「選手には、相手によって攻撃方法や狙い球が違っても、準備や集中の仕方は変わらないと言ってきた。ノーミスが目標だったので、選手がしっかり初戦を戦ってくれて良かった」と、攻守ともに好調な滑り出しに満足そうだった。