<全国高校野球選手権:慶応6-4松商学園>◇5日◇1回戦

 46年ぶり出場の慶応が、夏1勝を挙げた。「力道山の孫」先発の田村圭投手(3年)が7回8安打4奪三振で甲子園初勝利。「緊張したけどそれなりのピッチングができた。次はもっと最初から飛ばしていきたい」と話した。センバツ初戦敗退の雪辱を果たし、上田誠監督(50)は「甲子園で1勝するのは大変だと思った」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。