<高校野球大阪大会>◇31日◇準決勝

 履正社が近大付を10-0の5回コールドと圧倒し、2年ぶりに決勝へ進んだ。初回1死三塁でプロ注目の山田哲人遊撃手(3年)が先制犠飛を放ち、2回には4安打で4点を追加。4回まで毎回得点で10点を挙げた。先発の飯塚孝史(2年)が、近大付打線を5回1安打無失点に抑え快勝。一昨年の北大阪大会決勝では大阪桐蔭、昨年準決勝ではPL学園に敗れ、悔し涙にくれただけに、岡田龍生監督(49)は「ここからは気持ちの勝負。1戦1戦全力でやります」と力を込めた。