エンゼルス大谷翔平投手(26)が、今季11個目の盗塁に始まり二塁打、三塁打、本塁打で、チームの連敗ストップに貢献した。

1回の第1打席は左腕ヤーブローに対して空振り三振を喫した。続く第2打席は四球で出塁し、今季11個目の盗塁を決めて、チャンスメーク。その後、ゴスリンの適時打で得点した。

第3打席からは長打の連続。同点とされた直後の6回無死一塁、左腕ヤーブローの初球86・7マイル(139・5キロ)の速球を捉え、右越えの二塁打で勝ち越しの適時打を放った。

続く第4打席は2点逆転された直後の7回、1点差としてなお2死二塁の場面。3番手の左腕スプリングスの内角スライダーを捉え、右翼線へ運んだ。期待に応える適時三塁打で同点。三塁に到達し、両手でベンチを指さして喜んだ。

そして第5打席、1点リードの9回2死から5番手の右腕フェアバンクスと対戦。カウント2-1から94・8マイル(約152・6キロ)の内角直球を捉え、貴重な追加点となる25号ソロを左翼スタンドへ運んだ。

この日は4打数3安打3打点で1盗塁で、打率は2割7分7厘となった。チャンスを長打で生かし、好機をつくって足を使った攻撃で打線をけん引。5連敗中だったチームを勢いづけた。