「2番DH」で出場しているエンゼルス大谷翔平投手(26)が、両リーグ最速で30号に到達した。4回の第3打席で、2打席連続の逆転弾を左翼席放ち、大台に到達した。

4点ビハインドの3回無死からは、左腕アキンの内角直球を捉え、右翼スタンドへ運ぶ29号ソロを放っていた。

6月29日、敵地ニューヨークでのヤンキース戦では2打席連続アーチを放ち、今季3度目の3戦連発をマーク。30日(日本時間7月1日)は「1番投手」のリアル二刀流で1回途中降板となり、4戦連発はならなかったが、本拠地での6連戦初戦の1発で、チームを勢いづけた。

この日の試合前には、6月の月間MVPが発表され、ブルージェイズのゲレロ、タイガースのスクープらを抑え、初受賞。前日には球宴の2次(最終)投票でDH部門トップとなり、初出場で初スタメンが決まった。

オリオールズ戦前の先発メンバー発表では名前がアナウンスされ、大きな歓声を受けた。日に日に増すファンの期待に、早速1発で応えた。