MLBは15日(日本時間16日)、今季の新人王を発表し、ア・リーグはレイズのランディ・アロザレーナ外野手(26)、ナ・リーグはレッズのジョナサン・インディア内野手(24)が選出された。

キューバ出身のアロザレーナは15年に亡命し、メキシカンリーグを経て16年にカージナルスと契約。19年8月にメジャー初昇格し、同年は19試合に出場した。レイズに移籍した昨季は23試合に出場。ポストシーズンでは計10本塁打を放ってプレーオフ新記録を樹立した。今季は141試合で打率2割7分4厘、20本塁打、69打点、20盗塁をマーク。投票では30人中22人の1位票を集め選出された。2位はアストロズの先発右腕ガルシア、3位はアロザレーナのチームメート、レイズのフランコ内野手だった。

レッズのインディアは18年ドラフト1巡目(全体5位)でプロ入りし、今年4月1日のデビューから正二塁手として出場。開幕直後は下位打線だったが、6月からは1番を任された。今季は出場150試合で打率2割6分9厘、21本塁打、69打点、12盗塁。投票では30人中29人の1位票を集め、惜しくも満票選出を逃した。2位はマーリンズの先発左腕ロジャーズで、26人の2位票が入った。