FA市場最大の大物で去就が注目されていたカルロス・コレア内野手(27=前アストロズ)が18日(日本時間19日)、ツインズと3年総額1億530万ドル(約121億円)で契約合意したと、複数の米メディアが伝えた。年平均3510万ドル(約40億4000万円)は、エンゼルスのアンソニー・レンドン(31)を抜き内野手としては史上最高額となる。最初の2年間は、シーズン後に契約解除の条項が盛り込まれているという。

15年にアストロズでデビューしたコレアは、同年に22本塁打を放って新人王に輝き、17年に球宴初選出。昨季は打率2割7分9厘、自身最多の26本塁打、92打点をマークし、2度目の球宴に選出。MVP選出ではエンゼルス大谷、ブルージェイズのゲレロ内野手とセミエン内野手(現レンジャーズ)、ヤンキースのジャッジ外野手に続き5位の票を獲得し、初のゴールドグラブ賞を受賞した。

前田健太投手(33)が所属するツインズは、ロックアウト後に活発に戦力整備を行っていたが、FAの目玉獲得は大きなサプライズとなった。