ガーディアンズが4年ぶりのア・リーグ中地区優勝を決めた。マジック2で迎えた敵地でのレンジャーズ戦に10-4で勝利。試合終了の約15分前に2位ホワイトソックスが敗れていたため、この勝利で優勝が確定した。

ガーディアンズは3回、今季デビューした1番クワンの適時打などで3点を先制。4点リードの8回には、クワンがキャリア初となる6号グランドスラムを放ち突き放した。最後は4番手右腕カリンチャクのフォーシームを8番スミスが打ち上げ、ファウルゾーンで捕手メーリがつかみゲームセット。バッテリーが抱擁し、ベンチから選手らも飛び出して歓喜の輪が出来上がった。

現在の3地区制となった94年以降では11度目、フランコナ監督の下では10年で4度目の地区優勝。インディアンスからガーディアンズに名称を変更した初年度での快挙となった。MLB公式サイトによると、チームの平均年齢はメジャーで最も若く(打席数と対戦打者数に基づいた計算)、最も若いチームがポストシーズンに進出したのは1986年メッツ以来、史上8チーム目。また、シーズン中に16人以上メジャーデビューしたチームによる地区制覇は史上初だという。