エンゼルス大谷翔平投手(28)が17日(日本時間18日)、2年連続のア・リーグMVPを逃した。ア・リーグ新記録の62本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)が初受賞した。

ジャッジは今季、ロジャー・マリス(ヤンキース)が1961年に記録したリーグ記録の61本塁打を61年ぶりに更新した。本塁打だけでなく、打率3割1分1厘(2位)、62本塁打(1位)、131打点(1位)と3冠王に迫る活躍だった。守備も右翼と中堅を守り、16盗塁と俊足も披露した。

大谷は今季、投手として15勝9敗、防御率2・33、219三振。サイ・ヤング賞の候補にも挙がっていた。打者としては打率2割7分3厘、34本塁打、95打点、11盗塁の成績を残した。同一シーズンの2桁勝利、2桁本塁打は、1918年のベーブ・ルース(ヤンキース)以来104年ぶり2人目。規定投球回と規定打席の同時到達は、史上初だった。