日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は23日、3月のWBCを戦う侍ジャパンへの参加が決まったエンゼルス大谷、パドレス・ダルビッシュ、カブス鈴木らメジャーリーガーの合流時期に関して「肝心要の保険会社の見積もりがまだ来てない」と説明した。

現状のルールでは、メジャーリーガーは大会開幕直前となる3月6日の強化試合からしか出場できない。だが、侍ジャパンとしては2月の宮崎合宿から参加し、合宿期間中に予定している壮行試合にも出場できるのがベストとの立場。そこで、NPBがWBC主催者と交渉を続けている。壮行試合に出て故障した場合の担保を求められており、その見積もりがまだ来ていないというもの。保険がクリアされれば、メジャーリーガーたちの早期合流の道が開かれる。