アジア系米国人初の大リーグ監督となったワカマツ氏は、日系3世の父とアイルランド系米国人の母との間に生まれた。複数の米メディアによると、祖父母は第2次世界大戦中にカリフォルニア州北部の強制収容所に収容され、父はそこで生まれたという。

 サンフランシスコ近郊で育ち、野球の強豪アリゾナ州立大では、後に大リーグの本塁打記録保持者となったボンズとチームメートだった。

 捕手だった現役時代、先発マスクをかぶった9試合はいずれもナックルボール投手のハウが先発で“専属捕手”だった。